「歯を失ってしまったけれど、入れ歯には抵抗がある」
「しっかり噛める治療を受けたい」
そんな方に選ばれているのが、インプラント治療です。
この記事では、豊田市でインプラントを検討している方に向けて、治療の流れや費用相場、医院選びのポイント、そして当院「吉田歯科クリニック」の特徴をご紹介します。
インプラントは、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療です。
といったメリットがあり、豊田市でも多くの方が選ばれています。
一般的なインプラント治療の費用は、
1本あたり30〜50万円前後(検査費用・手術費用・被せ物含む)です。
医院によってはCT撮影代や保証費用が別途必要な場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
当院でもカウンセリング時に明確な費用説明を行っています。
CT撮影や詳細な検査を行い、安全性の高い治療計画を立てます。
当院の症例紹介ブログでは、奥歯のインプラントや骨造成を伴うケースなど、実際の治療例をご覧いただけます。
プライバシーに配慮した個室診療室やカウンセリングルームで、患者さまの不安や疑問を丁寧にお伺いします。
インプラント治療後も定期的なメンテナンスを行い、長期的に安心してご利用いただけます。
詳しくは当院のインプラントページをご覧ください。
これらのポイントを押さえて歯科医院を選ぶことが大切です。
「奥歯をインプラントにしていただきました。最初は不安でしたが、カウンセリングで詳しく説明してくださり安心できました。今ではしっかり噛めて、食事も楽しめています。」
「入れ歯では噛みにくく、思い切ってインプラントを選びました。手術後の腫れも少なく、メンテナンスのたびに状態をチェックしてもらえるので安心しています。」
「見た目も自然で、周りの人にインプラントだと気づかれません。治療後のフォローも丁寧で、吉田歯科さんにお願いしてよかったと思います。」
手術は局所麻酔で行うため、ほとんど痛みを感じません。術後の痛みも鎮痛薬でコントロールできます。
適切なメンテナンスを行えば10年以上持つケースが多く、20年以上使用できる方もいらっしゃいます。
症状の程度や全身状態によって可能です。事前に主治医との連携を取り、安全に治療を行います。
入れ歯・ブリッジなどの治療法もあります。それぞれのメリット・デメリットを丁寧にご説明しますので、まずはお気軽にご相談ください。
治療法 | 見た目の自然さ | 噛む力 | 他の歯への影響 | 治療期間 | 費用相場 |
---|---|---|---|---|---|
インプラント | ◎ 天然歯に近い | ◎ 強く噛める | ○ 隣の歯を削らない | △ 数か月〜半年 | 高め(30〜50万/本) |
ブリッジ | ○ 比較的自然 | ○ ある程度噛める | △ 隣の歯を削る必要あり | ○ 数週間〜数か月 | 中程度(10〜30万) |
入れ歯 | △ 違和感が出やすい | △ 硬いものは難しい | ◎ 他の歯を削らない | ◎ 数週間 | 低め(数万〜10万程度) |
比較すると、インプラントは見た目・噛み心地に最も優れた治療法ですが、費用と期間の面で検討が必要です。
当院では、患者さま一人ひとりに合わせて最適な治療法をご提案しています。
インプラントは「よく噛める」「見た目が自然」という大きなメリットがありますが、医院の設備・技術・サポート体制によって結果が大きく変わります。
豊田市でインプラントを検討されている方は、ぜひ吉田歯科クリニックにご相談ください。
初回カウンセリングでは、費用・治療内容・期間などを丁寧にご説明いたします。
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院長が所属している臨床応用顕微鏡歯科学会(AMD)の会長
秋山勝彦先生より歯科学生に向けた動画が公開されました。
”患者の口腔内・手術用顕微鏡の鏡筒を見ないで、超立体的な3D映像が映し出されるモニターを見て治療を行う。肉眼やルーペ、ミラーテクニックを多用する従来の手術用顕微鏡よりも有効である可能が高いが、今回の真の目的は、ザ・マイクロエンドスコーピックテクニック秋山メソッドvs3Dビジョンどちらが有効なテクノロジーか比較検討する。”
愛知県豊田市丸山町の吉田歯科クリニックです。今回はサイレントディジーズ(静かなる病気)と呼ばれる歯周病について、どうして歯周病は歯がぐらついたり、歯を失うだけでなく全身の病気に関係してくるのかについてご説明します。
歯周病は今や国民の8割が罹患している国民病になります。きちんと歯周病の恐ろしさについて知り、歯周病が発症したり重症化しないようにしましょう。
お口の中には約300〜800種類と様々な種類の細菌が生息しています。その中でも5種類前後が歯周病を引き起こす原因菌と言われています。特に代表的な歯周病の原因菌はP.g菌になります。
歯周病は、初めは軽い出血があるだけの歯肉炎から始まります。それが徐々に進行して骨を溶かすほどの猛威を振るう歯周病になるのです。
「歯周病の原因菌がわかっているなら薬で殺せないのか」と考える方もいるかと思いますが、歯周病の原因菌が作り出すバイオフィルムのバリアに阻まれて抗生物質の効力は十分に発揮することができないのです。
そのため、専用の器具を使用してバイオフィルムを破壊して歯周ポケット内の清掃をする必要があるのです。吉田歯科クリニックでは手術用顕微鏡(マイクロスコープ)を応用し拡大した視野の元、超低侵襲的にバイオフィルムを除去する治療を行っております。
歯周病が進行する以前の歯肉炎の状態であれば、丁寧なブラッシングとフロス等の清掃補助用具を使用することで十分症状が治る余地はあります。ですが、歯周病が進行した状態ですとご自身で歯周ポケット内の清掃まではできないため、セルフケアだけで歯周病が治ることはありません。
歯周病が進行してからのセルフケアだけですと、あくまで進行するのを予防するイメージになります。
外から入ってきた細菌は通常血中で白血球の免疫機能で消滅しますが、歯周病の原因菌は特殊で血中でも生きながらえます。元々歯周病の原因菌が血液と同じような成分のために起こる特殊能力のようなものです。
そのため、歯周病の原因菌は傷口の歯周ポケットから血流にのって全身を移動することができるのです。
歯周病の原因菌はお口の中だけに悪影響を与えるわけではありません。歯茎からの出血や飲食をして飲み込む際に混ざり込んで、全身に歯周病菌と歯周病の原因菌が出す毒素が循環します。下記に歯周病と密接に関係性もある全身疾患について簡単にまとめました。
歯周病の原因菌が血管内で血栓を作るように働きかけるためにこれら心臓疾患や脳血管疾患になりやすくなります。脳梗塞は歯周病とそうでない人を比較すると約3倍この病に罹患しやすくなります。
糖尿病と歯周病は相互に悪影響を与えています。歯周病が血液中にばらまく内毒素の影響で血糖値を低下させるインスリンの働きを鈍らせてしまいます。
歯周病の原因菌は血中に流れ込むだけでなく、唾液に混ざり込み気道にも入ります。気道に入り込んだ原因菌はむせたときに肺に流れ込みます。免疫力の低下している高齢者は歯周病の原因菌が肺に侵入したのをきっかけに誤嚥性肺炎を引き起こします。
妊娠すると妊娠時に増加するホルモンの影響で、妊娠性歯肉炎になりやすくなります。きちんとしたセルフケアを行なっていれば妊娠性歯肉炎の症状は治まりますが、重症化すると歯周病に進行します。進行した歯周病の原因菌が母体の血液を介して胎盤に流れ込むため胎児に悪影響をもたらします。歯周病が原因で起こる早産低体重児のリスクはアルコールや喫煙よりもはるか高く7倍にもなると言われます。
免疫異常により起こる関節リウマチは歯周病と相関関係にあります。歯周病の原因菌が出す酵素により、リウマチの自己抗体が増加するため歯周病が悪化すると関節リウマチの症状がひどくなります。
糖尿病や関節リウマチは特に密接な関係があるため、歯周病の治療を行うと血糖値やHbA1c値が改善されるという報告がされています。関節リウマチに関しても歯周病の原因菌の出す酵素量が減少すれば、関節リウマチの自己抗体も減少して関節の腫れや痛みといった症状が改善されるようです。
他の歯周病と関係する全身疾患についてもきちんと歯周病の治療を行えば、病気の罹患リスクは低くなります。
歯周病はきちんと専門家の手をかりて治療を行なうほうがより良い結果が出やすいです。もちろん普段の歯磨き等セルフケアも重要になってきます。プロフェッショナルケアとセルフケアの両方がきちんと機能することが歯周病治療には重要となります。
歯周病と全身の病気との関係性についてご説明させていただきました。改めて歯周病の恐ろしさについて知ってもらうことができたかと思います。
なかには虫歯リスクは低いが、歯周病のリスクが高い人もいます。歯周病にご自身で気付ける程の症状が出ている頃(歯がグラグラする、歯が長くなった気がする、ひどい口臭がする等)には重症化しているひともいます。歯の検診も兼ねて歯周病になっていないかどうか受診して確かめてみてください。