お問い合わせ・ご予約

お電話でのご予約・お問い合わせ

0565-41-8022

24時間メールお問合せ

メールお問合せ

web予約はこちら

WEB予約フォーム

web問診票はこちら

小児用

   

成人用

インプラント

インプラントが必要なときとは

「インプラント」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。インプラントとは人工歯根のことで、失われた歯の代わりとして用いられます。これまでは歯が失われた場合に選べるのは入れ歯もしくはブリッジという手段のみでしたが、現在はこのインプラントが第三の選択肢として普及しています。
インプラントは顎の骨に土台を埋め、その上に人工歯をかぶせるというものですが、入れ歯やブリッジに比べて多くのメリットがあります。ここのところメディアでよく取り上げられることから新しく生み出された治療法だと思い、「確かな効果があるのだろうか?」「安全性は大丈夫だろうか?」という疑問を抱く方が多いようですが、実際はすでに確立されてから数十年が経過している治療法で、その有効性や安全性は保証されているものといって差し支えありません。

歯が失われた状態を放置するとどうなるか

歯はむし歯や歯周病などの口内の疾病あるいは外からの衝撃などで失われることがあります。乳歯ならばまた生えてきますが、永久歯なら自然と再び生えてくることはありません。歯が失われたらただちに歯科医院を訪れて治療することが必要ですが、時間がなかったり面倒くさがったりしてその状態を放置するとどのような事態を招くでしょうか?
実は歯が失われた状態を放置することは非常に危険なことなのです。

1.周囲の歯が移動する

失われた歯に隣接する歯が空いたスペースに倒れ込むようになります。また噛む相手を亡くした歯が伸びてくるようになり、歯並びの乱れを招きます。

2.噛み合わせが悪くなる

周囲の歯が移動したり、不自然に伸びたりすることで口内全体の噛み合わせが悪くなります。

3.他の歯がダメージを受ける

歯がないところではうまく噛めないことから自然とそこを避けて食べ物を噛むようになります。そうすると特定の歯に過度に力がかかるようになり、ダメージを受けてしまいます。
過度な力が加わった歯は歯周病になるリスクが高まり、その歯自体も失われてしまうこともあります。

4.見た目が悪くなる

歯の移動や噛み合わせが悪くなることで見た目が悪くなることがあります。噛むバランスの乱れた状態が続くとだんだん歯に隙間が生じたり、出っ歯になったりします。周囲からの印象が変わってしまうので、そのことを気にして人前で口を開けることにためらいを覚えるようになるかもしれません。また噛まないことでその側の頬にほうれい線が浮かび上がることもあります。

5.顎関節症になる

噛み合わせが悪化することで顎関節症を発症します。口を開くときに痛みを覚えたり、音がなったりして日常生活に支障を来たすようになります。

6.体のあちこちが痛み始める

口内や顎の不具合は実は身体全体に影響を及ぼすことがあります。とくに噛み合わせの悪化は肩凝りや片頭痛を引き起こしますし、最終的には身体の筋肉の節々が痛くなってきます。

7.いざ歯を入れようと思った時に困る

上記のような症状に悩まされ、インプラントなどを入れる治療を受けようとしてもそのときには歯が失われた直後に比べて口内の状態はかなり悪くなってしまっています。とくに空いたスペースに隣接した歯が倒れ込んできているとその歯を削ったり、顎の骨を矯正したりしないと人工歯を入れることができないかもしれません。

インプラントのメリットとデメリット

多くのメリットを持っているインプラント治療ですが、気を付けなければならない点があります。インプラント治療のメリットとデメリットをここで紹介します。

インプラント治療のメリット

  • 素材として非常に丈夫であり、よく噛めるようになる
  • 天然歯と遜色のない見た目をしており、自然な仕上がりになる
  • しっかりと固定されているので使用時の違和感が少ない
  • 着脱式ではないので手入れが簡単
  • 周囲の歯にダメージを与えることなく治療ができる
  • 周囲の歯を傷めず治療できる
  • 適切なメンテナンスを行うことで長時間使い続けることができる

インプラントのデメリット

  • 自由診療(全額自己負担)のため治療費が保険診療(三割負担)に比べて高額になる
  • 治療に時間がかかる。開始から終了まで数ヶ月を要する
  • 外科手術を伴うため合併症が起こることがある
  • 口内や顎の骨の状態では治療を受けられないことがある
  • メンテナンスを怠ると抜け落ちることがある

入れ歯、ブリッジ、インプラントの特徴

入れ歯

入れ歯には歯が一本でも残っている場合に用いる「部分入れ歯」と歯が全て失われた場合に用いる「総入れ歯」があります。どちらも最大の特徴は「着脱式」という点にありますが、それは長所でもあり短所でもあるといえます。取り外せることの長所としては「手に持ってメンテナンス(清掃)できるので清潔さを保ちやすいこと」です。短所としては「固定の力が比較的弱いので使用していて違和感を覚えることがあること」と「他の歯や歯茎とのあいだに隙間が生まれるのでそこに汚れが溜まり、二次虫歯や歯周病を引き起こすことがあること」です。

インプラント

インプラントは固定力が強いために使用していて違和感を覚えることがほとんどなく、そして見た目が自然という点に特徴があります。一度装着すればあとは他の天然歯と同じようにメンテナンス(ブラッシングなど)ができることも利点ということができます。
ただし外科手術を伴うので合併症にかかる可能性があることや治療期間が長いことに注意する必要があります。また原則的に治療は全て自由診療です。

ブリッジ

ブリッジは失われた歯の周囲の歯を削り、それにかぶせるようにして固定する方法です。そのため固定力が強く、使用感は入れ歯より良い場合がほとんどですが、まだ健康な歯であっても大きく削らなければなりません。歯を削ることはその歯の寿命を縮めることにつながります。

それらを加味して、インプラントのメリットは?

入れ歯とブリッジと比べた場合にインプラントのメリットは以下となります。

  • しっかりと噛むことができる
  • 見た目が自然
  • 使用していて違和感がない
  • 周囲の歯に負担をかけない
  • メンテナンスがしやすい

インプラント治療を受けられない人

先述したように全ての人がインプラント手術を受けられるわけではありません。
以下のような疾病、状態の人は治療ができないことがあります。

  • 高血圧……血が止まりにくかったり脳梗塞などの合併症を起こす危険性がある
  • 心臓病……心臓発作や心内膜炎を引き起こす危険性がある
  • 骨粗鬆症……治療のための投薬が原因で、手術によって骨が壊死するリスクがある
  • 腎臓病……出血が起こりやすい、止まらないことがある
  • 肝臓病……出血が止まらないことがある
  • 癌の治療中……放射線治療の影響で治りが悪くなることがある

インプラント治療の手順

インプラント手術は大別すると「一回法」と「二回法」の二つがあります。
名前の示す通り、それぞれ手術が一回、手術が二回という違いがあります。
現在では二回法の方が感染のリスクが少ないことから多くの歯科医院が採用しています。

一回法

  1. 外科的手術(麻酔あり)で歯茎を切開し、骨に穴を開ける
  2. アバットメントといわれる土台が一体化したインプラント体を開けた穴に埋め込み、土台が見える状態で歯茎を閉じる
  3. 顎の骨がインプラントとしっかり結合したのを確認してから、人工歯の型を取り、被せる

二回法

一次手術

  1. 外科的手術(麻酔あり)で歯茎を切開し、骨に穴を開ける
  2. 土台のついていないインプラント体を開けた穴に埋め込み、歯茎を閉じる。その状態で数ヶ月待つ

二次手術

  1. 歯茎を切開し、中のインプラントを露出させる
  2. インプラントに土台であるアバットメントを装着する
  3. 切開した歯茎が治ったら人工歯の型を取り、被せる

インプラントに関して気をつけること

インプラントはしっかりと固定されているため使用感が良く、見た目も自然なことから長く使っていく中でインプラント治療を受けたこと自体を忘れてしまうこともあるほどです。しかしインプラントはあくまで人工物であり、きちんとしたメンテナンスを行わなければ抜け落ちてしまったり、周囲の歯や歯茎に悪い影響を与えたりします。そうならないためにも他の天然歯と同じように丁寧なブラッシングなどのメンテナンスを欠かさず、出来る限り長く利用していくことが大切です。
また自由診療となるため保険診療に比べて治療費は高額になります。治療を受ける前に担当医師ときちんとしたコミュニケーションを取りましょう。

症例ブログ

診療予約・お問合せはこちらから

お電話の方はこちら0565-41-8022

お問合せフォーム

診療時間
09:00~13:30
15:00~18:30
※土曜は14:00まで
ココシカバナー

PAGE TOP