20代女性歯科医院で行うオフィスホワイトニングで黄ばみのある歯の色を改善した症例

はじめのご相談内容	「成人式があるので歯を白くしたい」とご相談いただきました。
カウンセリング診断結果	拝見したところ、もともと歯の色がやや黄ばみのある色調で、全体的にくすんだ印象でした。また、着色汚れである「ステイン」の付着も見られました。ステインは、お茶やカレーといった飲食物に含まれる色素や茶渋が原因で歯に付着します。これらは時間の経過とともに蓄積し、歯ブラシや歯磨き粉を用いた通常の歯磨きだけでは取り除くことが困難です。患者様のご希望に沿って全体的に歯の色を白くするためには、クリーニングとホワイトニングを行う必要があると診断しました。
治療内容	診断結果を丁寧に説明したうえで、歯のクリーニングを行ってからホワイトニングを実施することを提案しました。ホワイトニングの方法には、歯科医院で行い短期間で効果を得ることができる「オフィスホワイトニング」と、ご自身で行うことができ歯を徐々に白くしながら効果を持続させる「ホームホワイトニング」の2種類があります。それぞれの特徴をお伝えしたところ、患者様は「成人式に間に合うよう短期間で歯を白くしたい」との理由から、オフィスホワイトニングを選択されました。施術の際は、オフィスホワイトニングの一種である「ハイブリッドポリリンホワイトニング」を採用しました。ハイブリッドポリリンホワイトニングは、天然成分である「ポリリン酸ナトリウム」を含むホワイトニング材を使用して行います。ポリリン酸ナトリウムには、歯の表面の汚れを落とす・汚れを付きにくくする・歯をより白くする・口腔内を清潔に保つといったメリットだけでなく、ポリリン酸が歯をコーティングすることで歯質が強化され、虫歯の予防効果も期待できます。治療は週1回のペースで来院いただき、合計3回施術を行い、1回の施術時間は1時間程度です。まず、専用器具を用いて歯の表面のクリーニングを行います。その後、ホワイトニングジェルを塗り、専用のライトで光を当てて歯を白くしていきました。ホワイトニング後に歯がしみやすくなる「知覚過敏」の症状もなく、患者様が希望された白さまで歯の色が改善したため、治療を終了しました。
治療期間	3回
費用	33,000円
治療後のリスク	・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります・自費診療（保険適用外治療）です